三田川町吉野ヶ里 城島夏猪さん(明44生)

 一休さんは、

「このはし渡るべからず」の立札を見て、

真ん中を通って行ったてね。

そいぎぃ、殿様に、一休さんは、

「端は渡っとらん。真ん中を渡って来た」

て、言んさったて。

(出典 未発刊)

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