嬉野町大舟 一ノ瀬ミツさん(大6生)

 むかし。

蛇が男に化けてですね、娘のところに来よったてぇ。

そいぎぃ、尻尾に糸と針をつけてですね。

そうしたら、三月三日の桃酒を飲んだら、

身籠った蛇の子が流るっ、て聞いとった。

(出典 嬉野の民話 P60)

標準語版 TOPへ