鳥栖市立石町 横尾タツヨさん(大7生)
幽霊になって、飴がたば買いに来って。
幽霊になって、お母さんがね。
そしてその、その子に、あの、飴がば食べさせよっ。
飴がた屋さんが後ばつけて行きんさる。
そうしたらあの、お墓の所(とこ)で消えて、
墓ば掘ってみたら赤ちゃん、飴がた食べて生きとったち。
[一四七A 子育て幽霊]
(出典 鳥栖の口承文芸 P112)
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