多久市北多久町中ノ原 飯盛康晴さん(明43生)

「その、米蔵から俵を下ろすけんが、そいけんが、

俵の尻(しっ)ば抱えとけやあ」と言って、しました。

そうしていたところ、なんと、自分の尻を抱えていました。

それだから、俵、落(うっちゃえ)という話も聞きました。

[大成 三三四 瓶の尻]

(出典 多久・飯盛翁が語る佐賀の民話 P32)

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