佐賀市大和町川上地区(下村) 牧 トメさん

月日のたつのは早いもの

月日のたつのは早いもの

雷さんとお月さんとお日さんの三人が、旅行して同じ宿屋に泊まられました。

そうしたところ、雷さんが朝起きてみたところ、お月さんもお日さんも先に出て行って、誰もいらっしゃいませんでした。

それで、雷さんが、

「月日のたつのは、早いもんだ。私は、夕立【夕方に出ること】にしよう」と言ったそうです。

それでおしまい

(出典 大和町の民話 P23)

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