佐賀市川副町西古賀 中川 ミヨノさん(明37生)

大野島と大宅間おおだくまは一つの島だったんです。

それで、その島を佐賀の殿さんと柳川の殿さんが、二つに割ったそうです。

そして、佐賀の殿さんは、頭が良かったから、

柳川の殿さんに大野島をやって、川下の大宅間を取られたそうです。

大宅間は、川下だから、どこまでも広げられるからです。

だから、佐賀の殿さんは本当に気が利くと言われていました。

(出典 新佐賀市の民話 P42)

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