佐賀市長瀬町 納富信子さん(大14生)

  お父さんが病気になったから、蚊帳(かや)を買うお金がなかったそうです。

蚊帳を買えないから、

「お父さんに蚊が食わんごと」と言って、自分が裸になって、体に酒をかけました。

そして、お父さんの前にうずくまって、自分に蚊が来るようにしたそうです。

そいも、二十四孝の話。

(出典 さが昔話 P108)

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